トレードは、お金を増やしてくれたり、収入を増やしてくれたりする
素晴らしい手段です。
1、優位性のある取引の方法
2、セルフコントロールできる仕組み
3、継続性のある資金管理のスキル
この3つがあれば、トレードをすればするほど、
目的であるお金をたくさん得ることができます。
上記の3つが揃っている人は、
「自分の勝ちパターンを持っている」と言うことができます。
トレードは、勝ちパターンが確立した人にとっては、
「打ち出の小槌」と表現できるほど、有難いもの。
そして宝のようなもの。
否、宝を生み出すと考とるなら、宝より得難いものでしょう。
しかし、です。
トレードにとらわれていると、逆にトレードがうまくいかなくなります。
仮にうまくいっても、良い人生を生きることはできません。
打ち出の小槌を手に入れたい。
そんなものが手に入るなら、何でもするという人もいるでしょう。
もし打ち出の小槌が手に入ったなら、
それをどう使うかだけを考える人生になると思いませんか?
どれだけ他人より得をするか、どれだけ得たいものを得るか、
どれだけ楽しむか。
だれでも知っている打ち出の小槌の実例といえば、
ドラえもんの秘密道具です。
(実在しないので、「実例」というのはおかしいかもしれませんが)
ドラえもんと一緒なら、素敵な人生を楽しむこともできるでしょうが、
ドラえもんの秘密のポケットがあることが前提の人生になったら、
恐ろしく堕落しますよね。
漫画の中でものび太の人生のそんな可能性を示唆する表現が何回か出てきます。
トレードは、打ち出の小槌やドラえもんのポケットのようなものなのですよね。
うまくいけば素晴らしいですが、トレードそのものを目的にしたら、
人生ダメになってしまいます。
なかには「トレーディングに命をかける」と言う人がいますが、
おそらく彼らはトレーディングに命をかけているのではなく、
トレーディングによって自己実現することに命をかけているのだと思います。
まあ、命をかけるというのは当然ながら比喩にすぎず、
実際には命などかけていないのは言うまでもありません。
トレードには命をかける価値などありません。
「たかがトレード」です。
トレードがなくなったとしても素晴らしい人生を生きられる。
仮にトレードでうまくいかなったとしても、自分がダメな人間になるわけではない。
そう思うと、楽になります。
楽になるだけでなく、真実そうだと思います。
ここで勘違いしてほしくないのは、
「たかがトレード」とは言っても決していい加減なトレードをするわけではないこと。
たかがトレードに、ルールを守り、意識的に取引を抑制し、
許容損失額の計算を厳密に行い、エントリーとイグジットの判断を適切に行う。
たかがトレードですが、まじめにやるのです。
「トレードに命をかける」「何十年この道一筋」という人を私は信用しません。
本当にそうなら素晴らしいと思いますし、キャリアとして尊敬しますが、信用しません。
そういう人に限って、その時の気分で不必要にレバレッジを上げてみたり、
酒を飲みながら(酔って)トレードをしてみたり。
その人にとっては本来神聖なはずのトレードを金集めの道具にしかしていなかったり。
私もトレードで失敗することがあります。
ですから、私も、私自身を信用してはいません。
勝ちパターンが必要なのは、自分の能力や意思を信用できないからです。
トレードを不要に神聖化したり、
トレードで利益を得られることで万能感を抱いたりしないことです。
そんなこと、たいしたことありません。
たかがトレードではないですか。
たかがトレードと思っている人、
トレードなどなくても痛くも痒くもないと思っている人が、
トレード一筋の人よりも普通に稼げることのほうがカッコいいですよね。
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SOPHIA FX
鹿子木 健の相場学、より
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