■現預金の威力

中途半端に投資家と呼ばれている人たちは、
現金や預金(つまりキャッシュ)の価値を軽視する傾向にあります。

現金や預金を持っていることを、機会損失だと感じてしまうのです。
何かを買って、投資のポジションを持っていないと格好悪いと思ってしまう人もいます。

今は、銀行はディーラーと呼ばれる人たちを必要としなくなり、
その存在も銀行からほぼ消えてなくなりました。

米証券会社大手のゴールドマン・サックスでも、かつて500名のディーラーを雇っていたが、
現在はAIトレードの普及で数名しか残っていないといいます。

プロップディーラーと言って、
自分の裁量でポジションを持つディーラーが高給を取れていた時代、
彼らは常に利益を出すことを求められ、
相場が悪いからといって何もしなかったり、
ポジションを持たなかったリすると、評価が下がり、
最悪の場合はクビになりました。

現金(キャッシュ)の比率がいつも高いと、無能扱いされたのです。

おかしいですよね。
そんな職業がなくなったのは、理にかなっているのかもしれません。

本物の投資家は、現金(キャッシュ)の威力を知っています。
ふだんは現金の比率を高めておき、ここぞという時に投資ポジションを持ちます。

そして、投資ポジションを持つ前から、出口戦略を立てておきます。

ポジションを持った後も、現金(キャッシュ)を増やす努力をします。

現金がなければ、次のチャンスが来たときに(動かすお金がないので)身動きとれませんし、
リスクをヘッジすることも難しくなります。

「現金・預金の比率が高いと投資家として格好悪い」そんなことは絶対にありません。
現金を大事にしてください。

お金を増やす人は、現金の力を知っている人であり、
お金を減らす人は、現金の力を知らない人です。

<絶対にしてはいけないこと>
・現金をすべて使って、一気に不動産、株、為替、投資信託、仮想通貨などに分散してしまう

理由→アセットアロケーション(資産配分をすること)は、一定のプロセスを経た結果であって、
すぐに行動することではない

これは、1年分のお小遣いを前払いされた子供が、
お正月に全部使い切って欲しいものを買ってしまうことと同じです。

春や夏に欲しいものや、本当に必要なものが出てきても、買うお金は残っていません。

後悔するのは目に見えていますね。。

 

 

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