
大阪を中心に震度6弱の地震が発生しました。
 地震が起こった時に(本当は起こる前にですが)は考えておくべきことがあります。
  
 今や、日本国内のいたるところで大地震の発生リスクと直面しています。
 地震国に住む者としての、資産防衛についてです。
  
 不動産は倒壊リスクにさらされます。
 自宅と投資物件、両方です。
  
 地震保険もありますが、地震保険は火災保険の補助のような位置づけです。
 地震で被災しても、家を建て直したり、買い替えたりできる保障は受けられません。
  
 ここは注意してください。
  
 そもそも地震保険の目的は、家を建て替えるための費用を得ることではありません。
 家を失ったときに、生活を再建するための資金を得るためです。 
  
 民間の医療保険が、病気を治す費用を得る効果というよりも、
 病気になって働けなくなったときの所得補償の効果があることに似ています。
 (医療費そのものの捻出は、公的保険で十分な場合も多いです)
  
 不動産は地震に弱いということを知っておくべきでしょう。
  
 考えたくないかもしれませんが、
 最悪の事態を常日頃から考えておくのは大事なことです。
  
 通常のレベルを越える大地震、津波、原発事故、大火災、戦争。
 日本は、これらを「あり得ない」で済ます環境ではなくなっています。
  
 そうなったときに、どのように命を守るか、家族を守るか。
 そして資産を守るか。
 考えておく必要があるでしょう。
  
 ひとつのヒントは、持ち運べる資産と、持ち運べない資産の区別です。
  
 現金や銀行のキャッシュカードは持ち運べますが、
 ATMが使えなくなったり、銀行が営業できなくなれば、何の役にも立たなくなります。
  
 金(ゴールド)も持ち運べますが、
 ずっしり重いので、非常時に金と、食料や水のどちらを運ぶかを天秤にかけた場合、
 あきらめるシチュエーションも想定したほうがいいでしょう。
  
 その視点から考えると、
 物理的なシステムの制約が少なく、
 土地や生活に密着していない仮想通貨の価値はもっと認められてもよいかもしれません。
  
 もちろんそれ以外に、小さくて価値のある宝石類、
 そのときは何も手にもっていなくても必要になれば
 形を変えることのできる「人間関係」や「信用」も忘れてはいけません。
  
 平時は意識や行動を変えることが難しいですから、
 こういったときに、あらためて資産について考えるきっかけにしたいものです。
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ソフィア・アセットマネジメントクラブ(スタンダード)
鹿子木 健
投資家の目(仮想通貨、株式、不動産、保険、外貨建て資産、その他)より
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