第24回「保険を考える その1」続き

先週の続きです。

 

次に保険の使い方です。

ここでは進学資金準備を事例に取り上げましょう。

一般的には学資保険(こども保険とも言います)に加入される方が多いです。

万一親御さん(契約者)の死亡した場合、その後の保険料支払いが免除され、

お子さん(被保険者)があらかじめ設定した年齢に達した際に、

支払い済みの保険料累計より若干上回る保険金や満期金が受け取れる仕組みです。

今の日本の保険事情は厳しいですね。

ご存知の通り「マイナス金利」で各保険会社揃って資産運用が難しく、

資金準備の一助となるほどの還元(解約返戻金や満期金)になっていない現状です。

また、保険料負担は無くなるものの、ある時期まで来ないとまとまったお金が受け取れない、

というのは使い勝手が悪い気がします。

 

私がご提案する際は、学資保険よりも終身保険をおすすめしています(正解はないですよ!)。

終身保険というのは、保険の対象者(被保険者)がお亡くなりになったら、

その時点でたとえば遺族(受取人)が保険金を受け取ることができる、いわゆる死亡保障です。

死亡時期が来れば必ず支払わないといけませんので、保険会社は保険料を高く設定しますが、

そのかわり途中でやめたりした場合の払出金(解約返戻金)も高くしています。

保険料の払込が終了するまでは、保険会社が手数料を取るため解約返戻金は保険料累計を下回りますが、

終了後(最近はマイナス金利の影響で数年先になっている商品が多いです)は

保険料累計を上回っていきます。

ですから終身保険=貯蓄性保険と呼ばれるわけですね。

 

たとえば子どもが大学進学する頃には600万円必要だな、と考えたとします。

もちろん貯蓄はするけれど、それまでに一家の大黒柱が亡くなってしまうと

その貯蓄もままならなくなりますね。

そこで終身保険でその分をカバーします。

さらに払込期間を短めにして、進学時期より前倒しで払込終了させてしまうと、

その後わずかですが解約返戻金が増えていきますので、学資の足しになります。

 

次回はまた異なる切り口で奥が深~い保険の世界を見ていきましょう。

 

今回はここまでにしますね。

それではまた!ありがとうございました。

 

 

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CFPうらのまさこの「人生100年時代のマネー戦略」 より

 

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